相続とは
Home > 相続登記 > 相続とは

相続登記とは

1.相続登記とは

相続登記とは、被相続人(亡くなった方)名義の不動産を相続人名義に書き換える
手続きの事です。
相続登記をする事に時間的な期限はありませんが、もし、相続登記をせず、 
長年経過してしまうと、更に相続人に相続が発生し、手続きが複雑化する
恐れがある為、相続登記は早めに終わらせてしまう事が大切です。

相続登記を大別しますと、
1、遺言による登記をする
被相続人(亡くなった方)の遺言があれば、原則として遺言の内容に従った登記手続き
をします。但し、家庭裁判所における一定の手続きを踏む事が必要となります。
2、遺産分割による登記をする
被相続人の遺言が無かった場合、相続人の全員の協議により、誰がどの遺産を取得
するのかを決定する遺産分割協議※を行います。
3、法定相続分による登記をする
遺産分割も行わなければ、法定相続分による相続登記をします。

※ 遺産分割協議
協議とあるように、相続人間で、被相続人が残した金銭、有価証券、土地、建物等の
財産につき、話し合いで分割する事です。
但し、遺産分割協議には、相続人全員が参加せねばならず、一人でも分割協議に参加しなかった場合は、その分割協議は効力を生じません。    
ですから、相続人が誰であるかを確定することは、とても重要な事となります。

 2.相続税の改正のあらまし(改正時期は未定です)

平成23年度税制改正大綱において相続税の改正が盛り込まれていましたが、
見送られており現在成立しておりません。が、将来改正される可能性が高いと
 言われております。 
その改正案の一部として基礎控除額の改正を例にとりますと、
現行では  5000万円+1000万円×法定相続人の数   とされていますが、
改正案は、  3000万円+ 600万円×法定相続人の数  とされています。
この改正で、  相続税がかかる範囲が拡大されるという事がお分かりになる
かと思います。
気になる方は、常日頃から、新聞等で動向を捉えたら如何でしょうか。
 
お問い合わせ